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続 日本人が知らない 超親日国 未来の国”アゼルバイジャン”

カテゴリ:ブログ

2017/09/05

皆さん調子はどうですか?

3カ月ぶりのブログ更新となってしまいました。

反省しまして、今後ブログ更新の頻度を上げていこうと存じます。

メルマガ配信については、不定期で月一回程度。

ブログはこちらも不定期ではありますが、内容を軽めのものを多くして頻度を上げて行こうかと思っております。

さて、今回の「俺のコンテナ」は、日本人が知らない超親日国 未来の国 ”アゼルバイジャン”についての続編です。

前回のアゼルバイジャンの回でもお伝えしてますが、

アゼルバイジャンは

1.親日度合いが世界の中でもトップクラスである。
2.社会主義から資本主義へと一気に変革した国である。
3.親日なので、日本製品が求められているが、日本企業がほどんど進出していない。
4.国連・NATO・EU・など国際社会から強い支持・共感を得ている。
5.2015年にIOC主催のユーロオリンピックがアゼルバイジャンの首都バクーで、開催され 昨年6月からバクーでなんとF1グランプリも開催されている。
6.2020年以降の持続可能性の高い経済成長が期待されている。
7.注目度の高い国際プロジェクトがある。
①バクー油田とBTCパイプライン
②ユーロアジア石油回廊
③バクー・トビリシ・カルス鉄道
④ユーラシア超高速情報通信網⑤電力輸出計画
⑥企業家育成とICT 宣言
8.注目度の高い国内プロジェクトがある。
①バクーホワイトシティー
②ジーラアイランド・カーボンニュートラル主計画③カザールアイランド・新都市計画
④ヘイダル・アリエフ・アベニュー
⑤スムガイト・ケミカル・インダストリアル・パーク
⑥新バクーメトロ

等々、興味深いコンテンツが盛りだくさんの国です。

国際貿易についてはまだまだ、後発のところが多く、WTO にも加盟しておりません。

皆さんご存知かと思いますが、WTOとは世界貿易機構で、加盟国・地域は現在164 アゼルバイジャンは加盟申請中ではありますが、今のところ加盟にはいたっておりません。

その為、WTO協定税率という輸入の際の税率の適応除外等、世界基準の様々な統一規約にのっとっていないため、輸出入の手続きが未だ不透明な点が否めませんが、今回首都バクーの税関から食品に関する明確な指針が正式レターとして開示された為、アゼルバイジャン現地での食品輸入の障壁がぐっと低くなりました。

下記にアゼルバイジャンが進める政策や将来性のある取組等を箇条書きにしてみました。

①アゼルバイジャンの首都バクーで開発が進む、コーカサス地域唯一の国際金融センター「Baku White City」 ユーラシア大陸の西(欧州)と東(アジア)を繋ぐ重要な役割を担います。

かつて石油開発でBlack Cityと呼ばれたバクーをきれいな街に変え、カスピ海の美しい水源を取り戻す。
「黒い街を白い街に変える」という、故ヘイダル・アリエフ前大統領の30年越しの強い思いで計画が始まりました。

その強い思いは市民全員に行き渡り、バクーはとても美しい街になりました。
その美しく綺麗な街を象徴する世界最大級のプロジェクトが、この「Baku White City」です。

②CAREC(中央アジア地域経済協力回廊:Central Asia Regional Economic Cooperation Corridor)とは、中国から中央アジア諸国を抜けてアゼルバイジャンへと鉄道を繋げるプロジェクトです。

このプロジェクトは、中国・パキスタン・中央アジアから、アゼルバイジャン経由でトルコと欧州市場への貨物を供給するための物流インフラ開発です。
アゼルバイジャンが欧州とアジアのハブとなる重要なインフラ開発です。

アゼルバイジャン政府はこの大回廊の開発をサポートしており、プロジェクトに約60億米ドルの資金を投資しました。
これらの資金は、カスピ海で最大の商業港バクー港の開発、貨物の輸送のための船舶や鉄道フェリーの購入、鉄道網開発の構築に向けて充てられています。

③日本とアゼルバイジャンの航空当局は、7月25日から26日までの間、アゼルバイジャンのバクーで航空関係についての意見交換を行い、枠組みの新規設定や共同運航(コードシェア)などに合意しました。

日本の航空会社はアゼルバイジャン国内の各地点へ、アゼルバイジャンの航空会社はバクーからの旅客便のみ東京/成田へ、それ以外は東京/羽田、東京/成田を除く各地点への就航が可能になる。
乗り入れ可能便数は各国週21便まで。コードシェアも同一国、相手国、第三国企業との自由な枠組みが設定できるようになりました。

現在のところ、日本、アゼルバイジャンの両国間の定期便は未就航。
チャーター便は貨物航空会社のシルクウェイ・ウエスト・エアラインズが小松へ週2便を就航しています。

成田からの旅客直行便の就航が始まれば、よりアゼルバイジャンが近くなり、ビジネスチャンスもぐっと広がること間違いなし。

今後の展開に期待したいです。

最後になりますが、ことし2017年10月27日から28日とアゼルバイジャン首都バクーにて、アゼルバイジャン和食地酒EXPO2017が開催されます。

日本から60を超える企業が参加予定で日本の”食”を中心に日本文化や伝統芸能を伝えるアゼルバイジャン初のイベントとなっています。

もうすでに出展企業は締切になりつつありますが、視察ツアーはまだ少し空があると思いますので、興味のある方はアゼルバイジャン和食地酒EXPO2017実行委員会までお問い合わせください。

以上。アゼルバイジャン本当に魅力的な国です。

それでは、また次回。
テシェッキュル エディレム!フダハフィズ!

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