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知ってるようで知らない国 ドイツ パートⅠ デュッセルドルフ日本DAY

カテゴリ:ブログ

2016/06/22

皆様、こんにちは桑折商事倉庫株式会社・国際部の高原です。
調子はどうですか?

梅雨時期のジメジメ感と、低気圧に体調を崩されてはないですか?
この時期は体力とメンタル面で力を奪われてしまうこともあると思いますので、ご自愛下さい。

さて、そんなジメジメしている日本とは違う、今がベストシーズンのヨーロッパ、ドイツ事情について今回はお話ししようと思います。

ドイツというと、皆さんはどんなイメージを持ちますか?

やはりドイツと言ったら車。ベンツ、アウディ、BMW、日本人が憧れる高級車は言わずともほとんどの方がご存知だと思いますね。

ドイツでは、これらの車がタクシーとしても普通に走ってます。

あとは、サッカーですかね? 世界最高峰のサッカーリーグ『ブンデスリーガ』には、日本の有名選手が数多く在籍し、活躍されていて連日ニュースでも取り上げられるので、皆さんご存知でしょう。

有名選手は香川選手、内田選手、長谷部選手、清武選手、など日本代表選手が現在も数多く在籍し、古くは私と同じ名字の高原直泰選手や小野選手などが活躍していましたよね。

この辺は誰でもご存知かと思いますが、他にドイツってどんなイメージですか?ビール?ソーセージ?メルケル首相?

その他にも色々あります。
例えば芸能人御用達のスーツケースブランド『Rimowa』、 サンダルで有名な『ビルケンシュトック』、高級万年筆やボールペンで有名な『モンブラン』、携帯用高圧洗浄機で有名な『ケルヒャー』、洋包丁で有名な『ヘンケルス』などのブランド・メーカーですかね。

まだまだ、ドイツの有名ブランドはいっぱいありますが、それ以外に知ってることっていうと、ナチスとか東西ドイツ、ベルリンの壁とか教科書にあるような過去の大戦にまつわることぐらいでしょうか?

意外とヨーローッパという大きなくくりの中で、知っているようで知らないことが多いのではないでしょうか?

現在ギリシャやスペイン、イタリアなどの経済の落ち込みがEUにあたえているダメージに、今後の先行きを懸念したイギリスの離脱問題などで連日ニュースを賑わせていますが、その中の一つの国にフォーカスを当てて把握されている方は、あまりいないのではないかと、私は感じます。

そもそも私もヨーロッパ自体ごく最近まで貿易や国際物流のターゲットとしての興味はあまり感じていませんでした。

ヨーロッパは
①遠い
②物価も高い
③成熟している文化なので、取り入る隙はあまりない
④すでに日本企業の大手が進出しているから分が悪い
⑤今更かな?どうせ後発組になるでしょ?

とかなり商売をする上で、アジアや諸国よりもかなりハードルが高いイメージがありました。

しかし、先月5月にドイツに実際に訪ずれ市場調査や視察した結果、まだまだ日本人の多くに知られていないビジネスチャンスが多く存在することに気がつきました。

今回私が、ドイツに行くきっかけになったのは、ドイツのデュッセルドフルという都市で企業され、日本への輸出や日本からの輸入を行っている、ワタベトレードジャパンの渡部代表と知り合ったことです。

そして、ちょこちょこと最近ドイツ向け輸出の見積もり依頼が入り、当社のドイツ代理店にコンタクトとる機会が何度か立て続けにあったのもその一つです。

渡部社長曰く、ドイツのデュッセルドルフは凄いポテンシャルの高い都市で、毎年行われるデュッセルドフル ジャパンデーはたった1日で40万人以上の来場者が訪れるとのこと。

『40万人???』 『1日だけで?』『日本デー??』

『40万人って福島市の人口より多いですよ!!?』

『どんなイベントなんですか?』

渡部社長は続けて、

『日本という名の下に、ヨーロッパ中からたった1日のイベントに集結してくるんですよ!』

『とにかく凄いから一度来てください』

自分は信じやすい(あまり疑わない)ので、
『「40万人」が集うジャパンデーというイベントがあるらしいですよ。』とふれまわっていまいしたが、

『「40万人」はちょっと誇張しすぎでしょ?4万人の間違いじゃない』

と色んな方に言われていました。しかし、とにかく実際に行ってみてみようと。

はい、1日で ”75万人” 来場しました。(デュッセルドフル日本領事館主催HP発表)

デュッセルドルフ日本デー会場のライン川

日本の人気アニメドラゴンボールのコスプレをするドイツ人

街中を闊歩するコスプレイヤー

人が徐々に集まってくる

日本のアニメフィギュアの販売露店

街中も人であふれる白夜なので明るいがこれでも8時過ぎ

夜のジャパンデー 身動きがとれないほどに集まる人たち

ジャパンデーのクライマックス花火 三味線の音をBGMにライン川で見る花火は不思議な感覚。

今回、当社が出資参画している、商社貿易コンサル事業を行う「合同会社福島越境コンソーシアム(FCC)」のプロジェクトにもドイツ、デュッセルドルフをターゲットととしました。
日本のお菓子を中心とした食品を売り込むのが目標です。

そこで試験販売も行ってきました。

PONPON の試験販売 購入者第一号

そこには、驚愕の光景が広がっていました。こんなにも日本が日本のサブカルチャーや文化が、食品を愛する人たちがヨーロッパにドイツにいるんだと!

これは百聞は一見にしかずとよく言ったもんですが、実際に訪れて体験しないとこの凄さに気が付かないでしょう。

最近のTVメディアではよく「日本」が凄い、クールジャパンなどと騒がれてますが、そこまで臨場感を持てずにいました。

それが、この熱狂ぶりを目の当たりにするとリアリティーを通りこして、夢でも見てるんではないか、何か大掛かりなドッキリが仕掛けられてるのではないかと思うほどです。

次回 知っているようで意外と知らない国ドイツ パート2で、現地市場調査や現地視察の模様をお届けします。

必見です。

それではビス・バルト、 フィール・グリュック!

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